エイリアン・インタビュー 抜粋
1947年7月27日
第九章 出来事のタイムライン その1
(マチルダ・オードネル・マックエルロイの個人記録)
私はこのインタビューのために手書きのメモを取りました。なぜならエアルは私にたくさんの日付や名前を与えたため、私はそれらを書き留めずには覚えておくことができませ んでした。
私は普段メモは取りませんが、このレッスンの間は彼女が私に与えた通りに情報を理解することが重要であると私は考えました。
しかし私が気付いたのは、私のメモを 取る行為が、エアルからコミュニケーションを受信することに意識を集中するのをとても 難しいものにしてしまうということでした。
時々私は自分の書く行動によってあまりにも 気を逸らしてしまったため、彼女の思考の脈絡を失ってしまい、何度も彼女に「繰り返して」もらうように頼まなければなりませんで した。
エアルは小惑星帯の宇宙ステーションにい る通信士官とコミュニケーションを保ち続け、そこからこの情報の多くを受け取りました。
エアルはドメインの士官/パイロット/エンジニアであって歴史家ではないため、この情報をドメイン遠征軍の他の士官によって行わ れた偵察任務の記録から得なければなりませんでした。
(インタビューの公式記録文書)
機密
合衆国陸軍航空隊公式記録文書 ロズウェル陸軍飛行場、第509爆撃大隊 件名:エイリアン・インタビュー、1947年7月27日
地球の実際の歴史はとても異様である。それはあまりにもばかげているため、地球でそ れを調べようとするあらゆる人にとってそれ は信じられないものである。無数の重要な情報が歴史から欠けている。
歴史とは関係ない結論を生み出す遺跡や神話の巨大な集合体が任意にそこに導入されている。
地球そのものの不安定な性質が周期的に物質的な証拠を 覆ってしまい、押し流し、混ぜ合わせ、細かく刻んでしまう。
これらの囚子が記憶喪失、催眠暗示、偽りの外観と秘密裏の操作と組み合わさり、地球の文明の実際の起源と歴史の復元をほとんど解読不能なものにしている。
あらゆる研究者 が、どれほど聡明であろうとも、結論の出ない仮説、機能しない憶測と永遠に続く謎の泥沼の中でもがく運命にある。
ドメインは記憶、長寿と外側からの視点という優位性を持っているため、これらの悩みに 苦しめられていないので、私が地球の歴史に対するあなたの断片的な知識に明確な説明を付け加えてあげよう。
以下は地球の歴史の教科書には記載されていない、いくつかの日付と出来事である。これらの日付が重要なのは、「旧帝国」とドメ インが地球にどのような影響を与えたかに関する情報をいくらかもたらすものだからである。
私はミッション管制センターの職員による、 過去数百年の地球の全体的な背景に関する概況報告のいくつかに参加したが、我々が「旧帝国」の司令本部だった惑星を侵略した後に獲得した記録から集められたデータを主に頼りにする。
その時からドメイン遠征軍は地球での出来事の全体的な進展を追跡してきた。
私が言及したように、我々の長期的な拡大計画の成功を確実にするために、ドメインは 地球での特定の事件に時折介入することを選んできた。
ドメインは地球そのもの、またはこの惑星のIS-BE の住民には興味はないが、 地球の資源が破壊されたり、損なわれたりし ないように守ることは我々の目的にかなうものである。そのためにドメインの特定の士官たちが情報を収集するために時々偵察任務で地球に送られてきた。
しかしながら、以下の日付と出来事はドメ インの記録の中で累積された情報 – 少なくと も宇宙ステーションの通信センターを通して 私が入手できるもの – から推定されたもので ある。
紀元前 20万8千年 –
「旧帝国」が創設され、その司令部はこの 銀河系の小熊座(北斗七星)の「尻尾にあたる星」の一つの近くに置かれていた。それよりも昔に「旧帝国」の侵略軍はその領域を核兵器で征服していた。
放射能活動が通常値に戻り、浄化作業と修復活動が完了した後、別の銀河からこの銀河系への存在たちの移住を 受け入れた。
その存在たちは約1万年前にドメインによって取って代わられるまで続い た社会を築いた。
地球の文明は、今やその文明の直接的な支配から離れたため、つい最近になってその文明に様々な側面で似るようになった。
とりわ け飛行機、電車、船、消防車と自動車のよう な輸送機関のテクノロジーと外観、また「旧 帝国」の主要都市の建物の設計を模倣したあなたたちが「現代的」または「未来的」と見 なす建築様式がそうである。
紀元前7万5千年以前 –
ドメインの記録にはアトランタとレムールの大陸の陸塊にあった文明については、それ らが地球でだいたい同じ時期に共存していた と言及する以外にはとても少ない情報しか 入っていない。
どうやら両方の文明は共に政治的、または宗教的迫害から逃れるために自分たちの出身の惑星系から逃れてきた電子的スペース・オペラ文化の生存者たちによって 設立されたものだった。
ドメインは、「旧帝国」の長年にわたる法令のひとつが、許可なしに惑星を植民地化することを禁じているということを知っている。
そのため、それらの文明の滅亡は、入植者たち を犯罪人として追跡し破壊した警察、または 軍事勢力によるものであると考えられる。こ れはあり得そうな推測ではあるが、二つの電子文明が完全に滅亡し、消えたことを説明する決定的な証拠はない。
もう一つの可能性は、スマトラのトバ 湖の地域にある巨大な海底火山とジャワにあ るクラカタウ山の噴火がレムールの破壊の原 因となったものである。
この噴火によって引き起こされた洪水が一番高い山も含めたすべ ての陸地を沈没させた。この文明の滅亡の生存者であるレムーリア人は中国人の最古の祖先である。
オーストラリアとその北の海域がレムーリア文化の中心であり、東洋の種族の起源である。両方の文明は共に電子技術、飛行とスペースオペラ文化と同様のテクノロ ジーを所有していた。
どうやらその火山の噴火はあまりにも大量の溶岩を噴出したため、その結果生まれた地球の殻の下の真空が、広大な地域の陸塊が海の下に沈む原因となった。
二つの文明が占有していた大陸の地域は、火山性物質で覆われ、 地上のあらゆる文化に行きわたっている世界 的な洪水の伝説と東洋の種族と文化の源流と なった生存者以外にはそれらが存在していた証拠はほとんど残さずに、その後沈んだ。
そのような巨大な火山爆発は成層圏を有毒ガスで満たし、それは世界中に運ばれていく。 このような火山噴火で通常排出されるゴミは、 大気汚染により「40日間昼夜を通して」続く雨を簡単に引き起こすことができ、 それと 同時に太陽からの放射線を長い期間に渡って 宇宙に跳ね返すため、地球寒冷化を引き起こ す。そのような出来事は氷河期、様々な生命体の絶滅と他にもたくさんの何千年も続く比較的長期的な変化を確実に引き起こす。
地球は、固有の無数の種類の自然に起きる 世界的な天変地異のため、IS-BE たちが居住するには適していない惑星である。
さらに 7千万年以上も前に恐竜たちを絶滅させた時 のように、IS-BE たちによって引き起こされ た天変地異も不定期に起きる。
その絶滅は銀河戦争によるものであり、その期間、地球と他にも多くの近隣の月や惑星が原子力兵器で 爆撃された。原子爆発は火山噴火と同じよう に大気に粒子を降らす。この銀河系のこの領域にある惑星のほとんどはその時から無人の砂漠になっている。
地球は他にもたくさんの理由により望ましくない、重い重力、高密度 の大気、洪水、地震、火山、ポールシフト、 大陸移動、隕石の衝突、大気と気候の変動、 それらはいくつかの理由でしかない。
このような環境の中で洗練された文明がどのような 永続的な文明を発達させることができるの か?
さらに地球は、銀河系の「周縁にある星」 の小さな惑星でしかない。これは地球を、銀河系の中心の方で存在している惑星文明の高密集地帯から地理学的にとても孤立させてい る。
これらの明白な事実が地球を動物園または植物園として使用すること、または現在の 用途である刑務所には適しているが、他には あまり適していないものにしている。
紀元前 3万年以前
地球は「アンタッチャブル」、つまり犯罪者、 または非協調者であると判断されたIS-BE た ちの登記場所と刑務所として使われ始めた。 IS-BE たちは電子トラップの中で囚われ、カプセルに入れられ、「旧帝国」の様々な場所から地球に輸送されてきた。
地下の「記憶喪失基地」が火星、また地球ではアフリカのルルウェンゾリ山地、ポルトガルのピレネー山脈 とモンゴルの草原に建設された。
これらの電子監視地点は、死においてIS-BE が体から立ち去る時、IS-BE を感知し捕 縛するように設計されたバリアを生み出している。
IS-BE たちは、地球の住民を永続的な 記憶喪失の状態に保つために、強烈な電力を 使って洗脳される。長距離の電子思考統制メカニズムの使用を通して、さらなる住民の統制が導入されている。
これらの基地は未だに機能しており、ドメ インにすらそれらを攻撃、または破壊するの は極めて難しい。ドメインは後日になるまで はこの領域に大きな軍事力を維持することはない。
ピラミッド文明は地球の IS-BE刑務所システムの一部として意図的に創造された。
ピラミッドは「叡智」の象徴であるとされている。 しかし、地球という惑星での「旧帝国」の 「叡智」とは、物質、意味と神秘によって構 築される複雑な記憶喪失「トラップ」の一部として機能するように意図されている。
これらは、質量も意味も持っていない不死のスピリチュアルな存在の性質とは全く逆のものである。
IS-BE が「在る」のは、単にそれ自身 が白分は「在る」と考えたからである。物質は星、惑星、気体、液体、エネルギー 粒子とティーカップのような物体を含めた物理的な宇宙を象徴している。
ピラミッドはとても、とても堅い物体である、「旧帝国」に よって建築された建造物の全てがそうであっ たように。重く、巨大で、高密度な堅い物体 は、永遠である、という幻想を生み出す。
死 体をリンネルで包み、樹脂に浸し、文字が刻 まれた黄金の棺桶の中に置き、様々な不可解 なシンボルで囲み、この世での所有物と一緒 に埋葬することは永遠の命の幻想を生み出す。
しかし高密度の重い物理的な宇宙のシンボル は IS-BE の正反対である。IS-BE は質量も時間も持っていない。物体は永遠には持続しな い。IS-BE は永遠に「在る」。
意味:捏造された意味、は真実を知ることを妨げる。地球のピラミッド文化はでっち上 げられた幻想である。それらは蛇の兄弟と呼ばれる「旧帝国」の密教的カルトによって考案された「偽りの文明」にすぎない。
捏造さ れた意味は地球の刑務所システムの囚人たち の間で記憶喪失メカニズムをさらに強化するための偽の社会の幻想を生み出すために発明された。
神秘とは、嘘と半端な真実によって構築さ れている。嘘は持続を生み出す。なぜならそ れらは正確な日付、 場所と出来事によって構成されている事実を改ざんするからである。
真実が知られると、嘘はもはや特続ない 正確な真実が暴かれれば、それはもはや神秘ではない。
地球のピラミッド文明の全ては、幾重にも 重ねられた嘘を巧妙にいくつかの真実と組み 合わせることによって入念に考案された。
「旧帝国」の神官カルトは、高度な数学とス スペースオペラ・テクノロジーを芝居がかった 比喩や象徴的表現と組み合わせた。これら全 ては完全にでっち上げられた真実であり、美と神秘の魅惑で誘惑するものである。
難解な儀式、天文学的な整列、秘密の儀礼、 巨大な記念碑、素晴らしい建築術、芸術的に 表現された象形文字と半人半獣の「神々」は、 地球の在監者である IS-BE たちのために解明 できない神秘を作り出すように設計された。
その神秘は、IS-BE たちは捕獲され、記憶喪失にされ、白分の故郷からはるか、はるか離れた惑星に監禁されているという真実から注意をそらす。
本当は地球のあらゆる IS-BE は、他の惑星系から地球に来たのだ。地球の人は誰一人として「原住民」ではない。人類は地球で「進 化」したのではない。
過去では、エジプトの社会は刑務所の管理 者、または神官たちによって運営され、彼ら が順番にファラオを操り、財務を支配し、囚 人たちを肉体的、また精神的に奴隷にし続け た。現代では神官たちは変わった。しかしその機能は同じである。しかしながら今や神官 たちもまた囚人である。
神秘は刑務所の壁をさらに強固にする。「旧帝国」は、地球の IS-BE たちが自分たちの記憶を取り戻すかもしれないことを恐れた。そのため「旧帝国」の神官職の基本職務の一つ は、地球の IS-BE たちが本当は白分が誰であ り、どのように地球に来て、どこから来たの かを思い出すのを防ぐことである。
この刑務所システムの「旧帝国」運営者た ちと彼らの上官たちは、IS-BE たちに、自分 たちを殺し、捕縛し、所有物の全てを盗み地球に送り、記憶喪失にし、永遠に監禁するように判決を下したのは誰なのかを思い出してほしくないのだ!
刑務所の囚人たちが全員突然、自分たちには自由になる権利があると思い出したら何が起きるかを想像してみなさい! 彼らが突然、 自分たちは不当に監禁されているということに気付き、一丸となって看守たちに立ち向かったらどうなるだろうか?
彼らは囚人たちの故郷の惑星の文明に似たものは、どのようなものでも暴くのを恐れている。ある体、服の断片、シンボル、宇宙船、 高度な電子機器、または故郷の惑星の文明のどのような名残りも、ある存在に「思い出さ せ」、彼の記憶を再び点火するかもしれない。
「旧帝国」の中で何百万年もかけて発達さ せられた捕獲と奴隷化の複雑なテクノロジー は、刑務所のための偽りの外観を生み出す意図をもって、地球の IS-BE たちに使用されてきた。これらの外観は、完全な形で一度にこ の地球に設置された。一つ一つの構成要素が 刑務所システムの完全に統合された一部である。
これには訳の分からない、二重表現の宗教 も含まれている。あらゆるピラミッド文明は武力、恐れと無知によって住民を奴隷にし続 けるための支配機構の一部としてそれを使っている。無関係の情報、幾何学的な模様、数学的な計算と大文学的な配列の解読不能な混 乱状態は地球の IS-BE たちを混乱させ、見当 識を失わせるための、不死のスピリットではなく個体に基づいた偽りのスピリチュアル ティの一部である。
人の肉体が死んだ時、その者は死んだ後も 「魂」または「カー」を保持するために、リンネルで包まれる前の肉体を含むこの世での自分の持ち物と一緒に埋葬された。IS-BE は 魂を「持って」いない。IS-BE は魂なのだ。
IS-BE の故郷の惑星では、その存在が死ん だり肉球から離れた時も、物質的な所有物は失われたり、盗まれたり、忘れらたりすることはなかった。
IS-BE は戻ってきて自分の所有物を正当に要求することができた。しかし、 もし IS-BE が記憶喪失であれば、彼らは自分が何らかの所有物を持っていたことを覚えていない。
そのため、政府、保険会社、銀行家 たち、親族たちと他のハゲタカたちが、死んだ者からの報復を恐れずに所有物をきれいさっぱりかすめ盗ることができた。
これらの捏造された意味の唯一の理由は、 IS-BE はスピリットではなく物理的な物体で あるという観念を植え付けるためである! これは嘘である。それは IS-BE のためのトラップである。
無数の人が、果てしない量の時間を掛けて、 エジプトと他の「旧帝国」文明というジグソーパズルを解こうと試みてきた。それは、 はめ合うことのないピースで作られたパズル である。質問はそれの答えそのものを提示している。
と他のピラミッド文化の謎とは何なのか? 謎である!
紀元前1万5000年頃
「旧帝国」勢力はアンデス山脈において今 口のボリビアにあるチチカカ湖(錫石の湖) の近くにあるティワナクで水力採鉱施設の建設を指導した。これにはカラササヤとして知 られる巨大な切石の建造物の複合施設と、約 標高1万4千フィートにある「太陽の門」 の建設も含まれていた
紀元前1万1600年
地球の極軸が海域に移った。氷冠が溶け、 海面が上昇することにより地球の陸塊の大部分が水没し、最も最近の氷河期が突然終わっ た。最後まで残っていたアトランティスとレムーリアの名残は水に覆われた。ポールシフトにより、アメリカ大陸、オーストラリア と北極地域で動物の大量絶滅が発生した。
紀元前1万450年
トートと呼ばれる「旧帝国」のIS-BE が、 ギザの大ピラミッドを建設する計画を立てた。 ピラミッドの4つの「通気口」は、正確にこの年にギザから見た「旧帝国」の主要な星の方向に向いている。
地上でのギザのピラ ミッドの配列は、ナイル川が空の天の川銀河 を地上で表すものとした場合、ギザから空を見た時のオリオン座の配列と完璧に合致して いる。
紀元前1万400年
地球の歴史家ヘロドトスによれば、滅びたアトランティス文明の電子テクノロジーとそ の社会の他のテクノロジーも含まれた記録がスフィンクスの前足の下にある貯蔵所に埋められたとされている。
このギリシャの歴史家は、エジプトの都市であるヘリオポリスで シュメールの神であるアヌの神官であった彼の一部の友人たちからこれを教えられたと書いている。
しかし、「旧帝国」刑務所組織の 管理者たちが、電子文明の痕跡が損なわれていない形で保存されるのを許すのは大変疑わしい。
その2に続く