エイリアン・インタビュー 第六章 私の教育が始まる

エイリアン・インタビュー 抜粋

第六章 私の教育が始まる

1947年7月24日

16日目の午後、エアルと私(マチルダ)は隣り合わせに座っていました。彼女(エアル)は 読んでいた本のページを閉じ、横に置きました。

「これで私は話す準備ができた」

「エアル、あなたは何が言いたいの?」と 私は聞きました。

エアル・・・
私は数千年の間、宇宙のこの領域においてドメイン遠征軍の一員であり続けてきた。しかし、紀元前5965年から私は地球人とは個人的に親密なコンタクトを取ったことはない。

ドメインの領域の中の惑星の住人と交流する のは私の第一の職務ではない。私は士官であり、パイロットであり、エンジニアであり、 実行する任務がたくさんある。

しかしながら、 私はドメインの中の 347個の他の言語を流暢に話せるが、私はあなたの英語の言語と接触したことはない。

私が話すことのできた最後の地球の言語は、ヴェーダ賛歌が書かれたサンスクリットの言語だった。

当時、私はヒマラヤ山脈に位置していたドメインの基地の喪失を調査するように送られた調査団の一員だった。

一個大隊全体の上官、パイロット、通信員と管理担当官 が消えて基地は破壊されたのだった。

数百万年前に、私はドメインの調査、データ評価とプログラム開発部門の士官として訓練を受け、任務に就いた。私はそのテクノロジーの経験があったため捜索隊の一人として地球に送られた。

私の職務の一つは当時隣接するエリアに居住していた人間の住民を尋問 することだった。その地域の人たちの多くが 「ヴィマーナ(ヒンドゥー教やサンスクリットの叙事詩に登場する空飛ぶ宮殿、或いは戦車)」または宇宙船を目撃したと報告した。

様々な証拠、証言、観察と特定の証拠の欠如を理論的に検討することによって、私はこ の太陽系の中に私たちが全く気付いていな かった「旧帝国」の宇宙船、またうまく隠された「旧帝国」の施設があるという発見に自分の隊を導いた。

あなたと私は、私が個人的にあなたの言語に接触したことがなかったために、あなたの 言語でコミュニケーションを取ることができ なかった。しかし今や、あなたが私に与えてくれた本と資料を私がスキャンしたため、その情報はこの領域の私たちの宇宙ステーションに送られ、通信士官がコンピュータを通して処理した。

それは私の言語に翻訳され、それを使って私が考えることのできる文脈で、 私に再び送り返されてきた。そして私たちのコンピュータに保存されていた英語に関する情報と地球の文明に関するドメインの記録を受け取った。

今や私は、あなたにとってとても大きな価値があると感じている特定の情報をあなたに与える準備ができた。私はあなたに真実を伝える。

もちろん真実は他のあらゆる真実と相対的なものだが、私はできるだけ誠実に、また的確に私の観点からの真実を、自分自身と 白分の種族の誠実さの境界の中で、私が仕え、 それを保持し、守ると誓った組織に対する責務に違反せずに、あなたに伝えたい。

「OK」と私は考えた。「あなたは今度はギャラリーからの質問に答えてくれるだろう か?」

いいえ。私は質問には答えない。私は人類を構成している不死のスピリチュアルな存在たちの幸福にとって有益であり、また地球の無数の生命体と環境の生存を促進すると思う情報を与える。なぜなら私の使命の一部は地球の保存を確保することだからだ。

個人的に私は、全ての感覚のある存在たちは不死のスピリチュアルな存在であるという信念を持っている。これには人間も含まれている。正確性と単純さのために、 私は自分の 造語を使う・・・「IS-BE(イズビー)」。

なぜな ら不死の存在の第一の性質は彼らが時間の無い「IS(存在する)」という状態の中で生き、 彼らの存在の唯一の理由は彼らが「BE(そうなる)」ということを決めるからである。

社会の中で彼らの地位がどれだけ低いものであれ、全てのIS-BE は、私白身が他人から受けたいと思う敬意と待遇に値する。地球の 一人びとりの人間は、彼らがこの事実に気付いていようがいなかろうが、IS-BE で在り続 ける。

エアルはなぜ彼女が地球に来て、第509爆撃大隊の領域に来たのかを教えてくれました。 彼女は白分の上官によって、ニューメキシコ州で実験された核兵器の爆発を調査するために送られたのでした。

彼女は上官により、放射能の範囲とこれにより環境にどのような被害を加える可能性があるのか、を測定するた めに大気から情報を集めるように命令された のでした。彼女のミッションの途中で宇宙船は雷に打たれ、それが彼女がコントロールを失い墜落する原因となったのです。

宇宙船は、役者がマスクや衣装を着るのと 同じように「ドールボディ(人形体)」を使 う IS-BE たちによって操作されています。それは、それを通して物質の世界で行動するために使われる機械的な道具のようなものです。

彼女や士官の地位にいる他の IS-BE たちと彼らの上官たちは、宇宙で職務についている時 はこれらの「ドールボディ」の中に居住しています。彼らは職務についていない時は、体から「去り」、体を使わずに行動し、考え、 コミュニケーションを取り、移動し、存在しています。

これらの体は合成物質によって作られており、とても敏感な電気的な神経系が組み込ま れています。一人ひとりの IS-BE はこれに自分を適応させるか、 一人びとりの IS-BE が発信する特有の波長、または振動数に適合させられた電子波長に自分を「合わせる」のです。

一人びとりの IS-BE は無線信号の周波数と同 じように、自分自身を特定する固有の波の振動数を創造する力を持っています。これは部分的に指紋のような身元確認の役割を巣たし ています。

ドールボディはIS-BEのためのラジオ受信機のような役割を果たしています。 全く同じである二つの振動数やドールボディ はありません。

一人びとりの IS-BE 乗組員の体も同様に、 宇宙船の中に組み込まれている「神経系」に 同じように合わされてつながっています。宇宙船はドールボディとほとんど同じように作 られています。それは一人びとりの IS-BE 乗 組員の特定の振動数に適応されています。

そのため、その宇宙船は、IS-BE によって放た れる「思考」またはエネルギーによって操作することができます。それは実際にはとても 単純な直接制御システムです。そのため、この宇宙船の中には複雑なコントロール機器やナビゲーション機器はありません。それらは IS-BE の拡張として機能します。

稲妻が宇宙船に落ちた時、ショートが起こり、それによって一瞬彼らを宇宙船のコント ロールから「切断」してしまい、その結果墜落しました。

エアルはこれでも、 また今でも遠征軍の上官、パイロットとエンジニアであり、それ は自分たちのことを「ドメイン」と称するスペース・オペラ文明の一部です。

この文明は、 物理的な宇宙全体の約4分の1を占める宇宙空間にある膨大な数の銀河、星系、惑星、 月と小惑星群を支配しています!

彼女の組織の永続的な使命は、「ドメインの領地と資源を確保、管理、拡大」することです。

彼ら自身の行動は新世界を「発見」し、神、 法王、スペイン、ポルトガル、また後にオラ ンダ、イギリス、フランスの王のものである と「主張」したヨーロッパの探検家たちが やったことと多くの面で似ているということをエアルは指摘しました。

地球の近くにある小惑星帯は、宇宙のこの領域におけるドメインのとても小さいけれど も重要な場所になっています。実際には私た ちの太陽系の中の物体のいくつかは低重力の 「宇宙ステーション」として使用するために、 大いに価値があります。

彼らが最も興味を 持っているのは、この太陽系の中の低重力の 衛星であり、それらの殆どは月の裏側、また 何十億年前に破壊された惑星である小惑星帯 にあり、それより程度は低いが火星と金星にもあります。

ドメインの部隊を収容するために石膏から合成されたドーム型建造物、また は電磁バリアによって覆われた地下基地を建設するのは簡単です。

宇宙の領域が一度ドメインによって獲得され、それの統治下の領域の一部になれば、ドメインの「所有物」として扱われます。

地球の近くの宇宙ステーションが重要なのは、単にそれが天の川銀河系の中心、そしてさらにその先へのドメインの拡張経路の道筋の上に あるからです。もちろんドメインの中の全員 がこれを知っています。地球の人々だけが それを知りません。