エイリアン・インタビュー ミセス・マックエルロイからの追伸

エイリアン・インタビュー 抜粋

ミセス・マックエルロイからの追伸

編集者の注釈

私がミセスマックエルロイから受け取った封筒の中には、手紙の原文、 記録文書と他の説明文と一緒に「私は最後に読んで」と記された封筒が入っており、その 中には以下のメッセージが入っていました。 これがそのメッセージです。

この封筒の中の他の文書は、1947年に起きたことに関しては、話の終りです。しかし、 政府が私を最後の移転先に定住させた数か月後、私はエアルとのコミュニケーションを定期的に続けました。

ロズウェルでの墜落からもう少しでちょうど40年になります。あれ以来私にとって はっきりとしたのは、私がエアルとテレパ シーを通してコミュニケーションを取ることができたのには一つの理由があります。

私は失われた大隊の3000人の人員の一人なので す。

現時点では、ドメインのアヌンナキ派遣団と彼らの「生命の樹」探知装置の使用により地球での失われた大隊の人員は全員見つかりました。

エアルとのコミュニケーションを通して、 私は過去 8000 年間地球で過ごした様々な転生の記憶の一部を回復することができました。 これらの記憶のほとんどは、遠い昔から起きてきた出来事に比べたら特段重要ではありま せんが、私のIS-BE としての自覚と能力を取り戻すために必要な踏み石でした。

私はまた、ドメイン遠征軍での自分の転生をおぼろげにところどころ思い出すことができます。私はそこでも看護師でした。大抵の場合、私は昔から繰り返し、繰り返し、繰り返し看護師でした。

私が看護師であることにこだわり続けるのは、それが私にとって馴染みのあるものだからです。そして私は人間、 それから特に、手が哺乳類よりも虫のように見える体を持っているドメインにいる生物的な存在たちの種族の一員たちを助ける仕事が楽しいからです。そしてドールボディですらたまには修復が必要です。

私が自分の過去を思い出せば思い出すほど、 自分の人生の残りは未来にあるということに気づきます。永遠とは過去の中だけにあるのではありません。永遠とは未来にあるのです。

現時点では私はまだ完全にドメインに復帰することはできません。我々が「旧帝国」のバリアを無効にすることができるまで、地球と呼ばれる生きた地獄の中で私は他のIS-BE たちと同じように永遠の禁固刑の判決を受けています。

私は今や、自分の生物的な体をこれ以上はあまり長保持しないため、近いうちに「旧帝国」の記憶喪失処理を通してリサイクルさ れ、以前に何が起きたのか、の記憶は一切なしに、再び最初から始めるために別の赤子の体に押し戻されるということを強烈に認識しています。

あなたが知っているように、ドメイン遠征軍のメンバーが何千年もこの問題を解決することに取り組んでいます。エアルは、失われ た大隊の上官と乗組員たちを全員見つけているにもかかわらず、彼らの解放に成功することは、もう既に地球にいる IS-BE たちにかかっていると言っています。

ドメイン中央司令部は、現時点では「救援任務」を行うため に人員や資源に許可を与えることはできませ ん、なぜならそれはこの銀河系でのドメイン 遠征軍の第一の使命ではないからです。

そのため、もし地球のIS-BE たちがこの牢獄から脱出するのであれば、それはいわば 「内部犯行」でなければなりません。囚人たちがどうやって自分たちを脱出させるのかを 考え付かないといけません。過去 1 万年で、 地球でIS-BE たちの記憶と能力を回復させる ための様々な手法が開発されてきましたが、 今のところは一貫として効果的であることが判明したものはひとつもありません。

最も重要な進展は、約2500年前にゴータ マ・シッダールタによってもたらされたとエアルが話していました。しかしながら、ブッダによって教えられた原初の教えと技術はその時から過ぎた数千年の中で改ざんされたか失われてしまいました。

彼の哲学の実用的な技術は支配、または奴隷制の利己的な道具として神官たちによってロボットのような宗教的な儀式に歪められてしまいました。

しかしながら最近、別の重要な進展がありました。ドメイン遠征軍宇宙基地の司令官の知人に「旧帝国」宇宙艦隊の重要なエンジニアであり士官であった IS-BE がいます。

彼は 約1万年前に「旧帝国」の圧政的な政権に対する反乱を指導したため、彼自身が「アンタッチャブル」になり、地球に送られました。

そのエンジニアは何千年も前に先進的な科学的即興応用理論の訓練を受けました。この男は、失われた大隊、それから地球の IS-BE たちを救助するという一見解決不可能な問題を解決するために自分の専門知識を使ってドメ インを助けています。

彼と、彼を補佐した妻が、IS-BE たちの記憶メカニズムを注意深く観察し、実験解析したことにより、IS-BE たちは記憶喪失から回復し、失われた能力を取り戻すことができるという認識に至りました。

一緒に彼らは効果的な手法を発見し、発達させ、自分たち自身の記憶を回復するために使いました。他の人が安全に訓練を受け、「旧帝国」の思考コントロール・オペレー ターたちに感知されずに、これを自分自身と他の人たちに施すことができるようにするために、彼らは最終的には自分たちの手法を体系化しました。

彼らの研究はまた、IS-BE たちは同時に一つ以上の体を占有し、動かすことができるということを明らかにしましたこの事実は以前は、ドメインの士官に独自に限られたものだと思われていました。

この事実の一例は、そのエンジニアの地球での過去生の一つがスレイマン大帝だったことです。彼を補佐したのはハーレムの女の子であり、彼女は奴隷の身分から彼の妻になるまで出世し、彼と共にオスマン帝国を統治しました。

同時に彼女は別の体にも居住し、彼女自身の帝国をエリザベス(一世)女主として統治しました。イギリスの女王として彼女は生涯結婚しませんでした。なぜなら彼女は もう既にオスマン帝国のスルタンと結婚していたからです!

後の人生で彼は、セシル・ローズとして転生しました。彼のローズとしての転生の間、 彼女は再び王女であり、今度はポーランドの出身でした。そのため、彼女はローズを彼の人生の最後の方に執拗に追い回しましたが、 不成功に終わりました。

しかしながら彼らは 次の転生で再び出会い、結婚し、家族を持ち、 再び自分たちの人生の間、一緒にうまく一体となって働きました。

この現象の他のいくつかの著名な実例が観察されました。例えば、銅を精錬するプロセスは同時に二つの体に居住した IS-BE によって発明されました。一人はケンタッキーに住 んでいたケリーという名前の者であり、もう一人はイギリスに住んでいたベッセマーとい う男でした。彼らは同時に同じプロセスを思 いつきました。

もう一つの例は、電話の発明者であるアレクサンダー・グラハムベルであり、電話はイライシャ・グレイを含む複数の他の者たち によって同時に発明されました。電話は世界中の複数の場所で一斉に思いつかれました。

この一人の IS-BE は途方もなく大きなエネルギーと能力の持ち主であったため、複雑な研究の仕事を行いながらも複数の別の場所にいる複数の別の体を動かすことができました

これらの事実の発覚により、ドメインは失われた大隊の IS-BE たちの一部を限られたパートタイムの形で現役の任務に戻すことができました。

例えば、今現在地球で生物的な 体に居住している2人の若い女の子は、同時にドメイン遠征軍の現役のメンバーとして、 小惑星帯の宇宙ステーションで通信交換台のオペレーターをしています。これらのオペ レーターたちはドメイン遠征軍とドメイン司令本部の間の通信を中継しています

最近、私自身、地球で生き続けながらドメ イン遠征軍のために自分の任務を一部再開することができました。しかしながら、これは簡単な作業ではなく、私の生物的な体が寝ている間にしかできません。

私たちは地球に永遠に居続けなくても良いかもしれない、と知ったことは私をとても、 とても幸せにします。失われた大隊だけでな く、地球の他のたくさんのIS-BEたちにも脱出の希望があります。

しかしながら、この封筒の中の情報を通して、全ての IS-BE たちが地球の実際の状況をもっと認識できるように助けることができます。だからこそ私は、これらの手紙と記録文書をあなたに送ったのです。

私はあなたにこ れらの文書を出版してほしい。私は地球の IS-BE たちに、地球で本当は何が起きているのかを知る機会を持ってほしいのです。

ほとんどの人たちがこれらのことを、どれも信じないと私は確信しています。それはあまりにも信じがたいように思われます。

「理性的」な人であれば誰も絶対に一言も信じません。しかしそれは、電子的にコントロール された幻である牢獄惑星の中で記憶を消去され、偽の情報で差し換えられたIS-BE にとってだけ信じがたいように思われます。

自分たちの状況が一見信じがたいものであることが、 自分たちにその現実に直面することを妨げさせてはなりません。

率直に言って、現実に「理由」など関係ありません。理由などないのです。事態はそうなのだから。私たちが自分の現実の事実に直面しなければ、永遠に「旧帝国」に抑えつけ られたままです。

今や「旧帝国」に残された 最大の武器は、彼らが地球の全ての IS-BE たちにやっていることに対する私たちの無知です。不信と秘密主義が彼らが持っている最も効果的な武器です。

同封された記録文書を「極秘」として機密扱いにした政府機関は、「旧帝国」の牢獄運営者たちに与えられた催眠暗示を通して密かに指示された、心を持たないロボット以上の何物でもないIS-BE たちによって運営されています。

彼らは、見えない奴隷の主人たちに 仕えていることを知らない奴隷であり、奴隷であることを厭わないことによってさらに奴隷になってしまっています。

地球の IS-BE たちのほとんどは、善良な、 正直で、有能な存在たちです。

実際には誰に も危害を加えていない芸術家、マネージャー、天才、自由な発想の人と革命家たち。彼らは、 彼らを監禁した犯罪者たち以外には誰にとっ ても脅威ではありません。

彼らは「旧帝国」の記憶喪失と催眠オペレーションについて知らされなければなりません。彼らは自分の過去生のことを思い出す必要があります。これが起きる唯一の方法は、 コミュニケーションを取り、協調し、反撃することです。

私たちは他の人たちに話さなければならない、そして彼らはお互いと堂々と 隠さずに議論をしなければならない。秘密主義と抑圧に対する唯一の効果的な武器はコミュニケーションです。

だからこそ私はあなたにこの話を伝えるように頼んでいます。どうかこれらの記録文書出来るだけ多くの人と共有してください。

もし地球の人々がここで本当は何が起きているのかを教えられれば、彼らは自分が誰であるか、またどこから来たのかを思い出し始めるかもしれません。

さしあたり、私たちは言葉を使って自分た ちの解放と救助を始めることができます。私たちは再び自由になれます。私たちは再び自分自身であることができます。

もしかしたら私は、私たちの永遠の未来のどこかで体を持っているか持っていない状態で直接あなたに会うかもしれません。

私たち全員に幸運を。

マチルダ・オードネル・マックエルロイ

ミセス・マックエルロイの文書の終わり