江美神社 (えびじんじゃ)

2020/08/03 月曜日
おはようございます!

鳥取奥大山は曇り。お昼は30度を超えてきますから、暑いです。高地なので、朝晩は涼しいですね。

8月は始まってます。

自宅からの荷物と、購入の荷物の受け入れと荷解きに、ずいぶん時間がかかりました。

少しほっこりしてますが、足らない物だらけ(笑)

徐々に新しい環境に慣れていきたいと思います。

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松本薫 著作(2015年)
「 天の蛍・・・十七夜物語」から

「おぬし、なかなか強いな。一献どうじゃ」ひげづらの侍が、要に盃を差しだしてきた。
「うわ、酒なんていつぶりじゃろう。 ありがたい」 なみなみと注がれた酒を一息に飲み干して、「餅に酒とは、まさに極楽じゃなあ」と要がいう。
「今宵は特別だからな。この酒も、その餅も、右衛門尉さまがふるまってくださったものだ」 
「右衛門尉さまとは、ご城主の蜂塚さまのことですか」波留は侍に訊いた。よく見れば、まだ二十歳前後の若い侍だ。
「うむ、蜂塚右衛門尉義光さまだ。毎年盂蘭盆の十七夜には、このように城下の者たちを呼び入れ、日ごろの 苦労を慰められる。先祖の供養と豊作を祈願してつづく習わしだそうでな、わしら侍も、はは、今宵ばかりは丸腰だ」

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物語は戦国時代、中国地方では毛利と尼子が覇を競った時代です。

蜂塚右衛門尉義光(はちつかうえもんのじょうよしみつ)率いる江美城が滅んで後も、約450年、お盆に「江美(えび)十七夜」のお祭りが行われているんだそうです。

今年は残念ながらコロナ禍で中止になりましたが、来年は是非見たいものです。

8月1日、朝の「江美神社」。

今週も元気いっぱいで駆け抜けましよう!

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お酒三合あればごきげんな爺さんです。 趣味は瞑想と太極拳。 勤労のカルマを終え、楽しい日常を過ごしております。

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