宮市神社

2020/10/16 金曜日
おはようございます!

奥大山は晴れ。気温は10度あたりで、寒い朝です。大山ではそろそろ雪でしょうか?

一昨日、10月14日、宮市神社秋季大祭に出席させて頂きました。

子供の頃のお祭りは、親に小遣いをもらって玩具を買ったりできたので、心待ちにしている行事でした。

この年になって、視点は大きく変わりましたが、お祭りはやはり興味深く楽しいものです。

そもそもお祭りは、産土(うぶすな)の神様が地上に戻ってこられ、氏子さんと交流したあと、再び天上界に戻られるという儀式です。

規模の大きいものは京都の祇園祭ですが、基本は一緒です。

以前住んでいた羽曳野市の誉田八幡宮のお祭りは「だんじり」ですが、隣の柏原市では「ふとん太鼓」で、地域によって流儀が違いました。

今回、江府町宮市のお祭りでは、神輿が田んぼの中の「御幸場(みゆきば)」で休息するのですが、これは始めて見ました。

そこでも、神官がお囃子の笛と太鼓に合わせて祝詞を奏上されました。

宮市神社は、「進氏」が紀伊国熊野より「若一王子権現」を勧請したのが起源ということで、蜂塚氏に引き継がれ、もちろん歴史に新しい四代右衛門尉に至っています。

若一王子というのは天照大神の日継の御子「天之忍穂耳命」のこと。

鳥居の柱に「文政六年」とありますから、1823年ということで、これは江戸時代末期に寄進されたものですね。

そして、明治元年にまわりの祠(ほこら)や神社を統合して、「宮市神社」になったということです。

進氏を仮に秦氏として、和歌山とくると始皇帝が遣わした徐福が連想されますが、邪推になりますか・・・。

雨が心配されましたが、午後にはやみ、お神輿を出せて良かったです。

しかし、思いがけず貴重な体験をさせていただきました。

今日も一日ワクワク元気で!

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お酒三合あればごきげんな爺さんです。 趣味は瞑想と太極拳。 勤労のカルマを終え、楽しい日常を過ごしております。

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